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ありがとね

2024/04/14


今朝、9:43 頃

とってもハッピーな気持ちになったできごとがありました。

研修のため、御茶ノ水駅へ
エレベーターの中で

ピカチュウの帽子をかぶった
ベビーカーに乗った男の子と
パパに遭遇



目的階へ到着し、

開くボタンを押して、
待っていると


パパが「ありがとうございます」と
そして、なんと

ピカチュウの帽子をかぶった2歳半くらいの
男の子が
「ありがとね」
ニコッと

と手を振ってくれました。

もえ〜
って、こんな時に使う言葉なのでしょうか。
初めて感じる感情でした。


男の子を持つママの気持ちが、
0.1ミリ分かったような気がします。
こりゃ、やられますわ。
(赤ちゃんのことは、常に観察の対象ですから、
可愛いですけど、湧き出るほどの可愛いはあまり感じません。
すみません)

しかし、朝、一発目に話しかけられた言葉が
にっこり笑顔で
「ありがとね」

相当気分良いですよ。


あの男の子笑顔
ありがとね

と言って、他人を幸せにしてくれる素質
を伸ばしている
パパとママは日々、必死でしょうけど、
きちんと子どもと向き合っているだろうなぁ。
素晴らしいと感じずにはいられませんでした。

パパの顔は少し疲れていたけれど、
子どもにひとつ、ひとつ、
話しかけを行っていましたね。
次は、パンを買って食べて、
総武線に乗るぞーとか。
男の子は足をぶらぶらさせて、ニコニコでしたね。

ママと子どもと家族のために頑張ってるんだなぁ
後ろから、頑張れーと応援したくなりましたね。

私も、がんばろー。
ピカチュウのケーキが売っているところを発見!







お知らせ

2024/02/22


お知らせ


平素より小櫻助産院をご利用頂き、
誠に有難うございます。


この度、場所移転を行うにあたり、
すべてのケアを
訪問形態へと切り替えさせて頂きます。
大変ご迷惑をおかけしますが、
ご理解・ご協力の程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。


また、この度、能登沖地震に際し、
被災されました母子への
受け入れは、2024年2月24日で
終了させていただきます。
オンライン等では引続きご対応させていただきますため、
必要とされているお母さんと赤ちゃんがいらっしゃいましたら、
ご遠慮なくお声かけくださいますよう、重ねてお願い申し上げます。

2024年2月22日
小櫻助産院

場所移転に関しまして

2024/02/16



みなさま、こんにちは。
平素より大変お世話になっております。

場所移転に関しまして、新たな場所は
東京都内へ移動致します。

流山での産後ケアは、ホテルルミエール流山様と連携して
行わせていただくことになりました。
引き続き、何卒、宜しくお願い申し上げます。

同胞

2024/01/20



みなさま、こんばんは。
能登半島沖地震から20日


当院のHPを見て、
北陸・東北ご出身のお母さん方より
メッセージをいただいたり、ミルクやお洋服をいつでも
お届けしますとご連絡をいただきました。
ありがとうございます。

自分ができるほんの気持ちで、
間接的にお母さんたちの癒しに繋がっていることが
分かりました。
お母さん方、教えてくださりありがとうございます。


今回の地震でふと何度も出て来る言葉は、
昭和天皇の玉音放送のお言葉の中にある
「同胞」という言葉です。

よく、人は皆、繋がっているとか
言いますが、いまいち理解が深まっていませんでした。

しかし、今回、この同胞という言葉と
何回か向き合ううちに、
やはり人は繋がっているのだということが、
やや深まりました。


まだまだ探求中ですが、
そうであれば、
この記事を読んでくださり、
共感してくださるお母さん方、
もっと豊かに、幸せになりましょう。
なぜなら人は皆、繋がっているのですから。


必要以上に落ち込まないでくださいね。
困ったことがあれば、いつでも連絡してください。
いつだって、勇気をお渡しします。

お見舞い

2024/01/01



石川県能登半島における大地震に関しまして
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

北陸で寒さも厳しいことが予測され、
1日も早く暖かい場所で安心して過ごせることを
心から願っております。

近隣の都道府県があるため、不要かと思いますが
当院も2床は空きがありますので
お知り合いの方で、お母さんと赤ちゃんが困っておりましたら
ご遠慮なくご連絡ください。

北陸新幹線で金沢から大宮駅まで2時間と少しです。
大宮駅までお迎えに行きます。
宿泊費用は発生しませんので、ご安心ください。
とお伝えください。
2月末まではご利用可能です。

白山と金沢には大きな恩がありますので、
少しでもお返しできたらと思います。
電話に出れないこともあるため、
ご連絡は
info@wps123-10.com
にてお願いいたします。
2024年1月1日
小櫻助産院

ずっと残っていたこと

2023/12/12




1年半前からずっと気になっていたことがあったのですが、
やっと先日、仕事を完結することができました。
この助産院での最後の大仕事だと思っています。

なんでもない事なんですよ。
近所の4歳の男の子を助産院に呼んでお話すること。
これだけなんですけど、
どうしても、男の子とお話をする必要がありました。
このことに
1年半もかかるんですよ。
助産院の移転を決めなかったらまだ延ばしていたかもしれません。
ノロマです。

でも、男の子とはお友達になれたので、本当に良かったです。
あとは、ママとご近所の方をお呼びしてお茶会を開催したいと思います。

あたたかい土地

2023/11/30



こんばんは。
先日、見聞を広げに弾丸旅行(下見)に行ってきました。

今後の産後ケアの進路を模索するため、
今回は決めていたこともあり、思いっきって行ってみました。

こえー

事前準備は、翻訳アプリ
目的は美術館とおすすめの公園と現地の食
この3つ


隣国とはいえ、日本語一つも聞こえてこないじゃ
あーりませんか。
急に不安になる。

ママたちが、出産した後、
宇宙人のような赤ちゃんを相手に
戸惑う気持ちがよーく分かりました。

そして、出産前(旅前に)
唯一準備したのは、とにかく「オクトパスカード」というものを
購入すれば生きていけると書いてあったので、
とにかく、オクトパスカード

ママにしてみたら、鉄板抱っこ紐エルゴを購入するようなものかもしれません。
(当院はエルゴは全くおすすめしません。ベビービョルンかコニー)

そして、オクトパスカードに戻りますが、
普通に買えないんですよ。
ネットでは買えると書いてあった!のニーーーーーー。
出口すぐの窓口の勤務は12:00からと社長出勤時刻が明記されていて、
一人でつぶやく「マジかよ」

仕方なく、ウロウロしていると、発見!
売っていそうな場所が。

でも、そこで待ち受けていたのは、とっても親切な関所
女性の係りの方が一生懸命話しかけてくださいます。
「:;@:。;:・。;::・:・」
分からない。

私は「オクトパス プリーズ」
すると係りの方が「::;:;::・;::・」
分からない。
多少の損はいいから「オクトパス プリーズ」
の一点張り。
親切な係員の女性は「オーケー、オーケー」と
言ってこの列に並びなさいと言ってくれました。


そして、無事購入。
私のように困っている日本人がいたので、
「日本人ですか?」と
話しかけて、オクトパスプリーズ作戦で私は買えた!
と伝えて、その一行も買えていました。

これで一安心。
早朝フライトで少しお腹も空いたので、
空港内のカフェへ。

翻訳アプリで、「カフェオレをください」と
中国語で伝えると、店員さんが
「English only!」と私にいう。
ここはアメリカかよ

カタコト英語で注文してカフェオレを受け取る。
店員は苦笑していたけど、
苦笑したいのは、こっちの方だぜ。
アプリ機能使わせてくれよ。

前途多難な旅の始まり。
気を取り直して、快速電車に乗る。
私の好きな海が見える。

外を眺めていると、
うしろの席から「papa,;:@;:@@;」「papa@:;。・:」「papa@:;。・:@;」とパパを連呼している。
ちらっと見ると、4歳くらいの男の子が、仕切りに外を指をさして、
なになに攻撃をパパにしていた。

今回、私がかなりびっくりしたのは、あちこちで
papa papa papa papa papa papaという声を聞いたことです。
日本は、ママ、ママ、ママ、ママなのに
それが私には不思議でならなかった。


話は電車に戻りますが、
日本は世界一清潔な国と言われていますが、
今回、旅した土地も相当清潔でした。

日本の港区のような場所でしたけど、
港区も新宿も千代田区も
ゴミは落ちているし、地下鉄なんて。。。。


でも、この都市にゴミはなく、電車は日本の地下鉄の
数倍清潔。
そして、乗り換えが分かりやすい。

私は、ここで一つ気づきを得ました。


さて、目的は美術館。
その国の文化を知る上で、美術館は最適だと思いました。
目を惹いたのは、18世紀のcup。
緻密で繊細な作品。





最近、この色にとても惹かれます。
昨日、その理由が分かり、自分が目指したい精神なのだと思いました。


休日で人が溢れかえっていましたが、
美術館が一気に静けさを取りもどさせてくれました。


そして、次の目的、食。
その都市のローカルな方々が日常食べているものを
食べてみたかったので、練り歩く。歩く。歩く。何周も。

外国人が居ない、満員御礼のお店に入りました。
「見つけたこういう場所!」
満員なので、相席。
頭をちょこんと下げて、相席させてもらう。

はい、お品書き
外国語ーーーーーーーーーー
きたーーーーー
翻訳アプリの出番
頼むぞアプリ

お見事!
いい仕事するやないか!

相席のご年配の肌がツルピカピッカピカだったので、
この土地の食はとても良いのだと感じる。
そのため、健康に良さそうなものを注文して見る。
海老餃子入り春雨?ラーメン?とキクラゲ?と
なんかナッツが入った飲み物
(画像があまりきれいでないのでアップできません)


数分後
注文したものが届く
え?何これ
これでは絶対にお腹が空くじゃん!
と思いながら、食べる
食べる、食べる
お腹がいっぱいで少し、残す
キクラゲの飲み物、飲みきれない
薬膳、恐るべし
ホテルに帰っても、全くお腹空かない
満足


翌日、公園へ足を延ばす。
そこでまた、びっくりする。
ものすごい数のコミュニティ

上野公園とか二子玉公園とか何度も行ってますけど、
ほぼバラバラ

でも、この公園はたくさんのコミニュティがありました。
あちこちで歌をうたっていて
太極拳もありました

ダンスも

タンバリンも
お誕生日会も


とても温かい気持ちになる場所で
本当にびっくりしました。

日本が失ったものがこの地にはあり、
なるほど、世界の金融センターだと感じました。


何しろ、ゆとりがあるんですよ。
人々に。

そして、笑いが止まらなかったのが
鳩までのんびりしてるんです。
人間が近ずいても、全く避けようともせず、
人間が避けて通るんですから。

一人で可笑しくて笑ってしまいました。
でもこのゆとりをつくっているのは、
人と人との繋がり、コミュニティだと思いました。
今の日本でこの風景は見かけません。
田舎に行っても。
ここが日本の弱点なのだと思いました。
この都市は、色んな方がたが、子供やご年長者に
優しかったですね。

この都市から多くのことを学びました。
もっとローカルフード
を体験したかったですね。

今後の産後ケアを行う上で、非常に良い学びと
経験でした。
そして、最後の締めは、空港。
フライト時刻が大幅に遅延していたんですよね。
確認のために、カウンターに行くと、
私を見るなり「next、next」

いや、分かるけど、最後まで確認しないと
気が済まない。なぜなら、明日は患者さんがいるから。
そして、しつこく、ここで大丈夫かとアプリを使って聞く。
係りの方は、「Haneda Haneda イエス」と伝えてくれて
安心しました。
面倒な来訪者。
でも、この都市の方は全員、親切でした。
一度も嫌な思いをしませんでしたから。


改札で並んでいる時、こっちが空いているからどうぞ
と誘導されて、別の列に並んでいた男性が足を踏み出した。
私もその時、一歩踏み出していたのですが、
すかさず男性は「しまった。」という顔をして
私に先を譲り、
とても失敗した!恥ずかしい!という表情をしていました。
おそらく、女性より先に足を踏み出したことが、この都市では
恥に当たるのだと思いました。
超レディファーストでした。
これまた日本ではない光景で驚きの一つでした。

そして、珍道中とどめは
荷物が少なすぎて、入国の時にバッグをみてもいいですか
と言われた。逆に、先進国に旅行するのに、荷物抱えて
何するの?と言いたいですよ。
「マジ少ないすね」と言われ、
私は「いつもこれで旅をしますけど」と文句を言ってしまった。


ジャッキー出番!


最後に言われたのは「女性はもっと荷物多いので・・・」

な、な、なんだっってー
女じゃなくて悪かったな!と
優しい小櫻??は心で呟く?


以上、珍道中終わり。
帰宅したのは4時

そして、10時から抱っこ攻撃で
無事、開幕戦勝利
腰痛い


長文お読みいただき、
ありがとうございました。

神様の存在を感じる瞬間

2023/11/20



神様の存在を感じるとき、ありますか?


医療の現場にいると、信じられないような現象に
遭遇することがあります。


そして、数日前の1:16

電話に出ると「コザクラさん、お願い!!!」ツーツーツー
で飛び起きる。
Dr.BAKIの直電は、超緊急。
数年に一度

頭が寝ぼけて、その場を2回くらいクルクル回って
正気になる

クローゼットを一気に開けてタンスの洋服を引きずり
だし、パジャマを脱ぎ捨て車に乗る

髪の毛は、ヤマンバ状態

久しぶりすぎて、手が震える
そして、私は神様の存在を感じる

全ての信号が次々に青に変わる

いつも通っている道だから、ここが青なら、あそこの信号は
赤のはずなのに、減速する前に青に変わる。

結局10個くらいある信号全て青で通過しました。

今まで2回しか経験はありませんが、
毎回、免停覚悟で運転してますけど、
免停より間に合わないことの後悔が絶対に嫌なので、
もし、Pがいたら免許証投げて手術室に入ろうと決めて運転しています。


神様に守られている赤ちゃん
超かわいい

安定してホッとした時、私は、油断した。
かわいい顔して、大量の「ごはんですよ(若いママ知ってますか?ノリの佃煮」を
私の指につけてくれました。

お礼に運をおすそ分けしてくれたと思うことにします笑
手がかかった分だけ、かわいいです。

はよでかくなってくれ

クリームコロッケと現代の育児

2023/10/31



昨日、牛さんのお洋服を着た女の子のママとの出会いは、
Baki Drの産院。


通常、新生児しか対応しないのですが、超絶忙しい時は
お母さんのお部屋も担当しています。


そんなある日の出来事。
お部屋を訪室すると、ママはパパとビデオ電話中。
(このお話は、当院のブログへの掲載の許可を得ています)

あとで訪室しようと引き返したら、「大丈夫です」と。
ママの検温の様子をパパはテレビ電話越しから観察しています。

そして、ママはパパに料理の仕方を誘導しています。
何とも面白い光景でした。

お話を伺うと、パパのためにたくさん冷凍の作り置きをしてきたとか。
そして、今日は、クリームコロッケ!
なんと、なんと。
大きなお腹を抱えながら、作り置きをしてきたかと思うと

幸せなパパです。


そのパパは、クリームコロッケを油で揚げ終わり、食べるところでした。
そしたら、「冷たっ!」

ママと大爆笑。
パパは、「お腹壊さないかなァ」
と心配してましたが


ここが、このママの超賢いできる女です。
「こういうことを想定して、全部加熱しているものだけだから」
「大丈夫だよ」って。

パパは安心して、冷たいクリームコロッケを食べていました。
なんとも、可愛らしい若いご夫妻。

授乳の指導をしていると、突然静かになり
ママが「寝ました」と(パパが)
また、ママと大爆笑。


現代はテレビ電話を通じて、入院期間中も
パパと育児をするのだなーと感じました。
ママが安心するなら、どんな方法でも良いですね。



そんな、ママが昨日は来てくれました。
とても大きくなったNちゃんは、ママそっくり。
パパは自分に似たところがないか、一生懸命探してるとのことでした。

ラブラブ夫婦はご健在。
癒された一日でした。