便利と代償

2022/11/20



便利グッズは便利ですが、それがないと「できない」
というものは困ります。

その一つに授乳クッション

授乳クッションは大変に便利です。
当院も利用していますが、では、いつまでの利用が良いのでしょうか。

赤ちゃんは月齢を重ねるごとに首が座り、自分の身体を支えられるように
なりますが、自分の身体を支えられるようになった月齢でも授乳クッションは必要でしょうか。

使って悪いことはないと思いますが、一つ懸念されることは、
それがないと授乳できないということが不便だと思いませんか。

月齢を重ねるに連れて、授乳時間は短く,回数も減って行くのですが、

授乳クッションを使わず、自分の身体を自分で支えながら授乳することと、

授乳クッションに全体重を預けて授乳をするのと
どちらが体幹を鍛えることになるでしょうか。
筋トレや運動をされていたお母さんは分かるのではないでしょうか。

体幹を支える筋が発達していると、
姿勢は良くなりますね。
姿勢が良くなると集中力も上がりますね。
集中力が上がると成績も上がりますよね。
「背筋を伸ばしなさい」なんて小言を言わなくてもすみますね。


ほんの小さなことですが、小さな時の日々の積み重ねが大切ですよね。
月齢が過ぎてから授乳クッションなしの授乳は赤ちゃんが嫌います。
そのため、授乳クッションがない授乳にもトライしてみてはいかがでしょうか。