ブログ - パート 2

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同胞

2024/01/20



みなさま、こんばんは。
能登半島沖地震から20日


当院のHPを見て、
北陸・東北ご出身のお母さん方より
メッセージをいただいたり、ミルクやお洋服をいつでも
お届けしますとご連絡をいただきました。
ありがとうございます。

自分ができるほんの気持ちで、
間接的にお母さんたちの癒しに繋がっていることが
分かりました。
お母さん方、教えてくださりありがとうございます。


今回の地震でふと何度も出て来る言葉は、
昭和天皇の玉音放送のお言葉の中にある
「同胞」という言葉です。

よく、人は皆、繋がっているとか
言いますが、いまいち理解が深まっていませんでした。

しかし、今回、この同胞という言葉と
何回か向き合ううちに、
やはり人は繋がっているのだということが、
やや深まりました。


まだまだ探求中ですが、
そうであれば、
この記事を読んでくださり、
共感してくださるお母さん方、
もっと豊かに、幸せになりましょう。
なぜなら人は皆、繋がっているのですから。


必要以上に落ち込まないでくださいね。
困ったことがあれば、いつでも連絡してください。
いつだって、勇気をお渡しします。

お見舞い

2024/01/01



石川県能登半島における大地震に関しまして
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

北陸で寒さも厳しいことが予測され、
1日も早く暖かい場所で安心して過ごせることを
心から願っております。

近隣の都道府県があるため、不要かと思いますが
当院も2床は空きがありますので
お知り合いの方で、お母さんと赤ちゃんが困っておりましたら
ご遠慮なくご連絡ください。

北陸新幹線で金沢から大宮駅まで2時間と少しです。
大宮駅までお迎えに行きます。
宿泊費用は発生しませんので、ご安心ください。
とお伝えください。
2月末まではご利用可能です。

白山と金沢には大きな恩がありますので、
少しでもお返しできたらと思います。
電話に出れないこともあるため、
ご連絡は
info@wps123-10.com
にてお願いいたします。
2024年1月1日
小櫻助産院

ずっと残っていたこと

2023/12/12




1年半前からずっと気になっていたことがあったのですが、
やっと先日、仕事を完結することができました。
この助産院での最後の大仕事だと思っています。

なんでもない事なんですよ。
近所の4歳の男の子を助産院に呼んでお話すること。
これだけなんですけど、
どうしても、男の子とお話をする必要がありました。
このことに
1年半もかかるんですよ。
助産院の移転を決めなかったらまだ延ばしていたかもしれません。
ノロマです。

でも、男の子とはお友達になれたので、本当に良かったです。
あとは、ママとご近所の方をお呼びしてお茶会を開催したいと思います。

あたたかい土地

2023/11/30



こんばんは。
先日、見聞を広げに弾丸旅行(下見)に行ってきました。

今後の産後ケアの進路を模索するため、
今回は決めていたこともあり、思いっきって行ってみました。

こえー

事前準備は、翻訳アプリ
目的は美術館とおすすめの公園と現地の食
この3つ


隣国とはいえ、日本語一つも聞こえてこないじゃ
あーりませんか。
急に不安になる。

ママたちが、出産した後、
宇宙人のような赤ちゃんを相手に
戸惑う気持ちがよーく分かりました。

そして、出産前(旅前に)
唯一準備したのは、とにかく「オクトパスカード」というものを
購入すれば生きていけると書いてあったので、
とにかく、オクトパスカード

ママにしてみたら、鉄板抱っこ紐エルゴを購入するようなものかもしれません。
(当院はエルゴは全くおすすめしません。ベビービョルンかコニー)

そして、オクトパスカードに戻りますが、
普通に買えないんですよ。
ネットでは買えると書いてあった!のニーーーーーー。
出口すぐの窓口の勤務は12:00からと社長出勤時刻が明記されていて、
一人でつぶやく「マジかよ」

仕方なく、ウロウロしていると、発見!
売っていそうな場所が。

でも、そこで待ち受けていたのは、とっても親切な関所
女性の係りの方が一生懸命話しかけてくださいます。
「:;@:。;:・。;::・:・」
分からない。

私は「オクトパス プリーズ」
すると係りの方が「::;:;::・;::・」
分からない。
多少の損はいいから「オクトパス プリーズ」
の一点張り。
親切な係員の女性は「オーケー、オーケー」と
言ってこの列に並びなさいと言ってくれました。


そして、無事購入。
私のように困っている日本人がいたので、
「日本人ですか?」と
話しかけて、オクトパスプリーズ作戦で私は買えた!
と伝えて、その一行も買えていました。

これで一安心。
早朝フライトで少しお腹も空いたので、
空港内のカフェへ。

翻訳アプリで、「カフェオレをください」と
中国語で伝えると、店員さんが
「English only!」と私にいう。
ここはアメリカかよ

カタコト英語で注文してカフェオレを受け取る。
店員は苦笑していたけど、
苦笑したいのは、こっちの方だぜ。
アプリ機能使わせてくれよ。

前途多難な旅の始まり。
気を取り直して、快速電車に乗る。
私の好きな海が見える。

外を眺めていると、
うしろの席から「papa,;:@;:@@;」「papa@:;。・:」「papa@:;。・:@;」とパパを連呼している。
ちらっと見ると、4歳くらいの男の子が、仕切りに外を指をさして、
なになに攻撃をパパにしていた。

今回、私がかなりびっくりしたのは、あちこちで
papa papa papa papa papa papaという声を聞いたことです。
日本は、ママ、ママ、ママ、ママなのに
それが私には不思議でならなかった。


話は電車に戻りますが、
日本は世界一清潔な国と言われていますが、
今回、旅した土地も相当清潔でした。

日本の港区のような場所でしたけど、
港区も新宿も千代田区も
ゴミは落ちているし、地下鉄なんて。。。。


でも、この都市にゴミはなく、電車は日本の地下鉄の
数倍清潔。
そして、乗り換えが分かりやすい。

私は、ここで一つ気づきを得ました。


さて、目的は美術館。
その国の文化を知る上で、美術館は最適だと思いました。
目を惹いたのは、18世紀のcup。
緻密で繊細な作品。





最近、この色にとても惹かれます。
昨日、その理由が分かり、自分が目指したい精神なのだと思いました。


休日で人が溢れかえっていましたが、
美術館が一気に静けさを取りもどさせてくれました。


そして、次の目的、食。
その都市のローカルな方々が日常食べているものを
食べてみたかったので、練り歩く。歩く。歩く。何周も。

外国人が居ない、満員御礼のお店に入りました。
「見つけたこういう場所!」
満員なので、相席。
頭をちょこんと下げて、相席させてもらう。

はい、お品書き
外国語ーーーーーーーーーー
きたーーーーー
翻訳アプリの出番
頼むぞアプリ

お見事!
いい仕事するやないか!

相席のご年配の肌がツルピカピッカピカだったので、
この土地の食はとても良いのだと感じる。
そのため、健康に良さそうなものを注文して見る。
海老餃子入り春雨?ラーメン?とキクラゲ?と
なんかナッツが入った飲み物
(画像があまりきれいでないのでアップできません)


数分後
注文したものが届く
え?何これ
これでは絶対にお腹が空くじゃん!
と思いながら、食べる
食べる、食べる
お腹がいっぱいで少し、残す
キクラゲの飲み物、飲みきれない
薬膳、恐るべし
ホテルに帰っても、全くお腹空かない
満足


翌日、公園へ足を延ばす。
そこでまた、びっくりする。
ものすごい数のコミュニティ

上野公園とか二子玉公園とか何度も行ってますけど、
ほぼバラバラ

でも、この公園はたくさんのコミニュティがありました。
あちこちで歌をうたっていて
太極拳もありました

ダンスも

タンバリンも
お誕生日会も


とても温かい気持ちになる場所で
本当にびっくりしました。

日本が失ったものがこの地にはあり、
なるほど、世界の金融センターだと感じました。


何しろ、ゆとりがあるんですよ。
人々に。

そして、笑いが止まらなかったのが
鳩までのんびりしてるんです。
人間が近ずいても、全く避けようともせず、
人間が避けて通るんですから。

一人で可笑しくて笑ってしまいました。
でもこのゆとりをつくっているのは、
人と人との繋がり、コミュニティだと思いました。
今の日本でこの風景は見かけません。
田舎に行っても。
ここが日本の弱点なのだと思いました。
この都市は、色んな方がたが、子供やご年長者に
優しかったですね。

この都市から多くのことを学びました。
もっとローカルフード
を体験したかったですね。

今後の産後ケアを行う上で、非常に良い学びと
経験でした。
そして、最後の締めは、空港。
フライト時刻が大幅に遅延していたんですよね。
確認のために、カウンターに行くと、
私を見るなり「next、next」

いや、分かるけど、最後まで確認しないと
気が済まない。なぜなら、明日は患者さんがいるから。
そして、しつこく、ここで大丈夫かとアプリを使って聞く。
係りの方は、「Haneda Haneda イエス」と伝えてくれて
安心しました。
面倒な来訪者。
でも、この都市の方は全員、親切でした。
一度も嫌な思いをしませんでしたから。


改札で並んでいる時、こっちが空いているからどうぞ
と誘導されて、別の列に並んでいた男性が足を踏み出した。
私もその時、一歩踏み出していたのですが、
すかさず男性は「しまった。」という顔をして
私に先を譲り、
とても失敗した!恥ずかしい!という表情をしていました。
おそらく、女性より先に足を踏み出したことが、この都市では
恥に当たるのだと思いました。
超レディファーストでした。
これまた日本ではない光景で驚きの一つでした。

そして、珍道中とどめは
荷物が少なすぎて、入国の時にバッグをみてもいいですか
と言われた。逆に、先進国に旅行するのに、荷物抱えて
何するの?と言いたいですよ。
「マジ少ないすね」と言われ、
私は「いつもこれで旅をしますけど」と文句を言ってしまった。


ジャッキー出番!


最後に言われたのは「女性はもっと荷物多いので・・・」

な、な、なんだっってー
女じゃなくて悪かったな!と
優しい小櫻??は心で呟く?


以上、珍道中終わり。
帰宅したのは4時

そして、10時から抱っこ攻撃で
無事、開幕戦勝利
腰痛い


長文お読みいただき、
ありがとうございました。

神様の存在を感じる瞬間

2023/11/20



神様の存在を感じるとき、ありますか?


医療の現場にいると、信じられないような現象に
遭遇することがあります。


そして、数日前の1:16

電話に出ると「コザクラさん、お願い!!!」ツーツーツー
で飛び起きる。
Dr.BAKIの直電は、超緊急。
数年に一度

頭が寝ぼけて、その場を2回くらいクルクル回って
正気になる

クローゼットを一気に開けてタンスの洋服を引きずり
だし、パジャマを脱ぎ捨て車に乗る

髪の毛は、ヤマンバ状態

久しぶりすぎて、手が震える
そして、私は神様の存在を感じる

全ての信号が次々に青に変わる

いつも通っている道だから、ここが青なら、あそこの信号は
赤のはずなのに、減速する前に青に変わる。

結局10個くらいある信号全て青で通過しました。

今まで2回しか経験はありませんが、
毎回、免停覚悟で運転してますけど、
免停より間に合わないことの後悔が絶対に嫌なので、
もし、Pがいたら免許証投げて手術室に入ろうと決めて運転しています。


神様に守られている赤ちゃん
超かわいい

安定してホッとした時、私は、油断した。
かわいい顔して、大量の「ごはんですよ(若いママ知ってますか?ノリの佃煮」を
私の指につけてくれました。

お礼に運をおすそ分けしてくれたと思うことにします笑
手がかかった分だけ、かわいいです。

はよでかくなってくれ

クリームコロッケと現代の育児

2023/10/31



昨日、牛さんのお洋服を着た女の子のママとの出会いは、
Baki Drの産院。


通常、新生児しか対応しないのですが、超絶忙しい時は
お母さんのお部屋も担当しています。


そんなある日の出来事。
お部屋を訪室すると、ママはパパとビデオ電話中。
(このお話は、当院のブログへの掲載の許可を得ています)

あとで訪室しようと引き返したら、「大丈夫です」と。
ママの検温の様子をパパはテレビ電話越しから観察しています。

そして、ママはパパに料理の仕方を誘導しています。
何とも面白い光景でした。

お話を伺うと、パパのためにたくさん冷凍の作り置きをしてきたとか。
そして、今日は、クリームコロッケ!
なんと、なんと。
大きなお腹を抱えながら、作り置きをしてきたかと思うと

幸せなパパです。


そのパパは、クリームコロッケを油で揚げ終わり、食べるところでした。
そしたら、「冷たっ!」

ママと大爆笑。
パパは、「お腹壊さないかなァ」
と心配してましたが


ここが、このママの超賢いできる女です。
「こういうことを想定して、全部加熱しているものだけだから」
「大丈夫だよ」って。

パパは安心して、冷たいクリームコロッケを食べていました。
なんとも、可愛らしい若いご夫妻。

授乳の指導をしていると、突然静かになり
ママが「寝ました」と(パパが)
また、ママと大爆笑。


現代はテレビ電話を通じて、入院期間中も
パパと育児をするのだなーと感じました。
ママが安心するなら、どんな方法でも良いですね。



そんな、ママが昨日は来てくれました。
とても大きくなったNちゃんは、ママそっくり。
パパは自分に似たところがないか、一生懸命探してるとのことでした。

ラブラブ夫婦はご健在。
癒された一日でした。

北の大地が教えてくれたこと

2023/10/30



研修のため、北海道に行って来ました。

北海道はたくさんのことを私に教えてくれました。
本当に素晴らしい土地でした。
食べ物で一番感動したのは、アイスクリームです。


道の駅においてあった、牧場のパンフレットに
牛さんが載っていて、その牛さんの姿が
可愛くてパンフレットを持ち帰りました。
ホテルでも牛さんを眺めます。



でも、明日はスケジュールが埋まっているので
牧場までは行けないな
と諦めて、翌朝。


ホテルを出ると、ホテルの下側が牧場でした。
(夜にチェックインして気づかなかったようです)
調べると、あのパンフレットの牧場でした。
なんと幸運!


冬支度のために、草木は少し枯れていますが、
色んな色の牛さんが、自由に歩き回っています。





こうゆう牛さんのミルクでできたアイスクリームを食べてみたいな
と思い、牧場へダッシュで行ってみました。

バニラアイスは決めていましたが、あと一つは店員さんの
オススメにしました。オススメは「生クリーム」
バニラと生クリームと何が違うのか、分かりませんでしが
そのようにしました。

アイスがトッピングされるのを待っている時間、外を眺めると
白い牛が外にいたので、
あの牛の近くに行ってもいいか尋ねると
店員さんは首を傾げます。

予約制なのかな?
と思って、牛に会うのは予約制ですか?
と聞いたら無言になりました。


白くて可愛い牛さんの近くに行きたいなー
と思って、じっとみたら、
な、なんと、「やぎ」でした。
(視力が少し悪い)
店員さんに、ヤギのところへ行ってもいいですかと聞いたら、
「どうぞ」と言われました。
後ろのご夫妻に、クスクス笑われています。
北海道に来てまで珍事です。


無事にアイスクリームを手に取り、
ヤギのところへ行きました。

ヤギのYUKIは薄眼を開けてこう言います。
「あんた、誰」



あ、すみません。
千葉から来ました小櫻です。
あのー、少し背中触ってもいいですか。


YUKI
いいよ。
ちょっと待って、毛並み整える。
と目で伝えて、体を3回ブルブルとする。


私、
し、失礼します。
と言って触る。
YUKIの毛は、白く輝いた硬い毛でした。

ありがとうございました。
とお礼を言って、
アイスクリームを食べると、
お口の中で、スーーッと消えてなくなる。
なにこのアイス!
すごい浸透力。

新鮮な澄んだ空気と
新鮮な牧草と
自由な環境で育った
牛さんのミルクは
こんなにもすぐに浸透するのか!
まるで透明人間のようなアイスクリーム
でしたが、とても感動しました。


私は、このアイスクリームを頂いて感じたことは、
助産院にお越しになるママたちは、

本当に食を制限していることが多いと感じます。
何でも食べてください。
詰まりませんから。
食べ物で詰まるエビデンスはありませんよ。




ママが食べたいと感じるものを美味しくいただいて
リラックスしてください。

ママがリラックスしている状態の母乳は
赤ちゃんの身体に、スーッと瞬時に浸透していくのだと、
北海道の地で深く感じ取ることができました。

完全ミルクのママも同じです。
完全ミルクがいいとか悪いとか、関係りません。
論文には諸説ありますが、それよりも
ストレスをできるだけ軽減して、
リラックスした状態で授乳をしてあげてください。


1日8回から多い人は17回の人もいるでしょう。
この一つ一つの授乳が、将来、赤ちゃんが大きくなったとき、
そして、何かに挑戦するとき
爆発的な燃料になるのですから。




牛さんの記事を書いたら、
今日の赤ちゃんは、牛さんのお洋服でした。
ぴったりタイミング
ママとの思い出は、クリームコロッケ




(とっても可愛い、女の子。当院は
赤ちゃんのお顔はアップしない方針)


北海道の虜になりそうです。
追伸、初めてアニオタを見ました。
できたら一緒に写真を撮ってもらいたかったけど、
怖くて言えませんでした。
アニオタの聖地なのか。昨日は

ママ、うまくいってますよ!

2023/10/27




今、ママから電話を受けました。
「安心しました」
「ありがとうございました」

と。私は、びっくりしています。
ママたちは、こんなに不安なのかと。

あんなに、ツルピカ、ちぎりパン、ニコニコな
赤ちゃんを目の前に
ママ、何も心配することはないのです。
何も不安に感じることはないのです。



素晴らしい子育てをやっていますよ!!


あなたの赤ちゃんは、よく育っています!!!



別に、ちぎりパンでなくてもいいんですよ。
ニコニコならいいんですよ!!
体重が少し足りなくても、ずっしり重ければ時期に増えます。


必要以上にSNSをみないことです。
ママが心からそうしたいと思うならそれは良いですが、
それ以外は毒です。


答えは、目の前の赤ちゃんに全てあります。
SNSのことは、人の赤ちゃん。
人の赤ちゃんのことが自分の赤ちゃんに該当することは
ほとんどないでしょう。



自我の芽生えがまだない時期に、赤ちゃんをよくよく観察するのです。
赤ちゃんの反応に忠実に従ってみるのです。
全ての答えは、ママの赤ちゃんしか持っていないのですから。
焦らなくても大丈夫。
必ず、必ず、できるようになります。

終わらない珍事

2023/10/27



おはようございます。
最近、珍事が連発します。

なんで、こうも続くのかと考えたら、
この記事をアップしていないことが
珍事に終止符を打てない原因ではないかと思ったのです。

しかも、許可までいただいたのに。
少し長くなります。


あれは、2023.10.14   in KAGOSHIMA
での出来事。

鹿児島といったら、温泉ですよね。
朝早起きをして、友人の結婚式前に温泉に出かけたのです。


時間にも十分にゆとりをもって出かけ、
久しぶりの鹿児島の温泉に、超ルンルン。

でもですね、入ると、温度がぬるい(いや、少し寒い)
もう一つの湯船に入ると、熱い(いや、入っていられない)

あつ、さぶ、あつ、さぶ、あつ、さぶ
と何回か繰り返して、ぬるい湯船でじっとすることにしました。
心の中で、ここの温泉、こんなだったけ?と感じながら


すると、一人の美人なご婦人が入ってこられて、
話しかけてくださいました。

「どちらから?」

→千葉です。でも、実家は南薩です。

「あら、そう」
「なんのお仕事をされているの?」
→産後ケアの仕事をしています。


ここでご婦人は、凄まじく食いつく


「なんて、素敵な仕事なの!本当に必要よ!
 私は産後、本当に大変だったの!
 今でも忘られないわ!」


貴重なお話をお聞きする。
産後の経験は、何十年経過しても色褪せることがないのだと
しみじみ感じる。

しかし、3人のお子さんとの関係は、とても良好で
皆、立派に活躍されているお話も聞かせていただきました。

ご年長者のお話は、宝の宝庫。


ご婦人からいただいた今のママに向けての言葉は、
「赤ちゃんと子どもを観察すること」
「そして、時にケンカもしなさい」
とのことでした。
ご婦人は、子育てに悩んだことは一度もなかったそうです。
そして、とても楽しかったと。

貴重なお話をお聞かせいただき、なんて幸運な1日だと思って、
パッと時計を見たら、驚愕。
私は湯船に約1時間も浸っていたことに。
時、時、時間が。。。

丁寧にお礼を言って、脱衣所へ駆け出る
Rちゃんの怒った顔が脳裏に霞む
(あんなに、時間念押ししたのに!!!怒り)
やば、今日は絶対に遅れることは許されない。
マジ、やばい。

クリーニング袋を引きちぎって、ワンピースを取り出す。
まるで、緊急カイザーの心情

髪の毛も、ドライヤーの爆風モード
結婚式でなければこれでおしまいなのに、
化粧というのが今日は必須
めんどくせー
慌てすぎて、口紅のライン引きが歪む
そんなのどーでもいい
血色がよく見えれば、それでいい


よし、終わった
澄ました顔して、温泉の受付の方にお礼を言って、
ドア出たら、駐車場に猛ダッシュ

車に乗って、ぶっ飛ばす
田舎道、神

ここがいつもの首都高向島線だったらと思うと
ぞっとする。

車を追い越しまくって、到着。
そして、会場まで走る走る
し、ぼ、う、が、重い。
1キロ6分で走れていたのは、過去の話。
スニーカーで走りてー。

玄関が見えるー。
ゴーーーーーーール
ゼーゼーしている私に、
イケメンドアマンが超爽やか笑顔で出てくる
目の保養〜。


セーフ。
25分前


周りを見渡せば、みんな、優雅にカクテルとか飲んでる。
とても、そんな気分になれない。
私が、今、飲みたいのは、
オロナミンC


大きな窓から、桜島が私にこう話しかける。
「ようこそ、KAGOSHIMAへ」どーん。

この日を境に、珍事が連発している。
長文、お読みいただきありがとうございました。

鹿児島旅行プランで迷われた時には、ご連絡くださいね。
何しろ、今、鹿児島は熱いのですよ!

諦めない

2023/10/17




こんにちは。
先日、友人の結婚式に参列しました。


そこでの気づきは「諦めない」
です。


彼女とは、とにかくまぁ、よくケンカしました。
彼女は、いわゆる「女子」なんです。
助産師はどちらかといえば「男子」が多いと思います。


メールの返信が遅いと、何してたの?
メールの返信が短いと、なんかそっけない。
長く連絡しないと、強烈に怒る。
出来事を共有しないと嫉妬する。
どっちが多いの少ないの。
私自身には、ほぼ無い感覚だったので、
とても勉強になりました。

今の産後ケアにとても役に立っているのです。


そんな彼女とパリへ旅行へ行った時のこと。
いつものように、彼女は「明日どこ行く?何食べる?」と話しかけてくる。
私は、ルーブル美術館に行けらそれだけで満足だったので、
「全部決めていいよ」と言ったら、もうカンカン!!!
あまりにも怒りすぎて、鼻血が出たんです。

それくらい熱い彼女。
流石に、申し訳ないなと思って、パリから彼女に
手紙を書いたのです。
でも、彼女の家の住所を知らない。
分かる範囲で、住所を書いて投函。


日本に帰国して、職場の人に、私との喧嘩旅行の話。
本当に彼女は女子でかわいい性格。
あまりにも怒っているので、
パリで手紙書いて送ったよ。
と言ったら、一瞬で、キラキラキラキラー。


でもですね。
問題はここからなんですよ。
住所は、郵便番号と、アパートの特徴と何丁目しか書いていない。

1週間経ち
2週間経ち

そして、彼女の怒りは日をおうごに。。。。


しかし、勝利の女神は私に微笑んだ!
なんと、住所も明確でないお手紙が、届いたのです!
郵便局の方、神。


そんな、彼女から連絡が
「小櫻さん、結婚が決まった!9回裏 2アウト 満塁ホームラン」と
彼女は自分にぴったり合う彼を見つけることを決して、決して諦めなかった。
何度も相談受けて、いい人だと思うよ!と言っても
少しでも違ったら、❌


そして、彼女は最高のご主人と巡りあった。


それが、いいご主人なんです。
彼女のために弁当は作り、手土産を持たせ、掃除・洗濯できて
きちんとした職にもついて、留めは、「優しい」「思いやりがある」


のろけメールが来るんですよ。
こっちは、仕事で遅くなってほっともっとのチキン南蛮弁当食べてんのに、
〇〇くんが作ってくれたー
仕事の疲れが一気にぶっ飛ぶ、ずっこけ発言。
可愛くて、笑えますよね。

そんな彼女の選んだカクテルドレスが、これまた最高
ずっと気に入ったのなくて、ずっと探しに探して、
本当に日にちギリギリで
ようやく見つけた一着。

彼女のためだけに作られたようなドレス。
最高に似合ってました。

手術室時代、ぺアンを投げられようが、きんこうを投げられようが、消毒鉗子を
投げられようが、涙1滴も出なかったのに、
バージンロードの扉が開いて、彼女を見たとき、自分でも驚くほど涙が出ました。


最高の結婚式でした。
今回の結婚式で気づいたことは、「決して、諦めない」


今日、このことをアップしようと決めたのは、
ママたちにも決して諦めないでほしい!と思ったからです。
自分がこうしたい!という気持ちは必ず、実現できます。

特に母乳を出すことに関しは、私は赤ちゃんが求めるなら
絶対に可能性は眠っているという確信があります。
特に、母乳育児を推奨しているわけではありませんが、
赤ちゃんが求めているなら、私はお母さんの背中を全力で支えますからね!


私も早速、彼女に見習って乗りたい電車のベルがなっていましたが、
超絶ダッシュで飛び乗りました。
日々、自分にとっての最高を積み重ねて行きたいと思います。

Rちゃん、ありがとう。